QOL(quality of life)とは?

QOLの定義、評価基準は?

WHOは1994年にQOLを
「一個人が生活する文化や価値観のなかで、目標や期待、基準、関心に関連した自分自身の人生の状況に対する認識」
と定義しています。
そして評価基準として、国際間比較が可能な「WHO/QOL」と呼ばれるQOL基本調査票を開発しました。

この基本調査票はQOLの構成領域を「身体的領域」「心理的領域」「自立のレベル」「社会的関係」「生活環境」「精神性/宗教/信念」の6領域に設定、各領域をさらに細分化して質問を設け、その回答を点数として集計する評価法です。

例えば簡易版の「WHO QOL26」は、「身体的領域」「心理的領域」「社会的関係」「環境領域」の26の質問について、受検者自身が過去2週間の生活を振り返って、「どのように感じたか」「どのくらい満足したか」を5段階評価で回答し、採点します。病気の有無を測るのではなく、受検者の主観的幸福感、つまり生活の質を測定します。点数が高ければ質が高く、低ければ低いということになります。

どうしたらQOLは高くなる?

年をとって体の自由が利かなくなり、今まで自分でできていたことができなくなってしまった。
という方がいたとします。
この方のQOLを向上させるにはどのようにしたら良いのでしょうか。

この場合、まず本人が「何を幸せとするか」を知る必要があります。

たとえばその方が、「人の役に立つ」ことに幸せを見出していたとしたら、
体の自由が利かないので人の役に立たないと思ってしまうことは、とてもフラストレーションを感じることになります。
第三者の手を借りたり、運動をサポートする道具などを活用したりして、基本的な生活をスムーズにする。
その上で人の役に立つこと、たとえば何かを作ったり、できる範囲の仕事をしたりといった、その人が幸せを見出せることに注力できる状況を作り出すことで、この方のQOLは高くなります。

低下する原因は?

逆に今度は低下する原因について考えてみましょう。

年齢をかさね、あるいは病気などで、今までできていたことができなくなった人が、周囲に迷惑をかけたくないと考えていたとします。
周囲が優しさをもって手を貸したとしても、その人のQOLは低下してしまいます。
それはなぜでしょうか?
運動能力の低下や健康状態の悪化を目の当たりにすると、精神的に落ち込む上、一方的なサポートを受けることによって、本人が「周りに迷惑をかけてしまっている」と思い込んでしまい、それがストレスに繋がってしまうからです。

QOL向上のポイント

自分が何をもって幸せとするか、何を大切にしているか」

これがとても大切になります。


その状況によって手を貸すほうがよいか、貸さないほうがよいかは刻々と変化する可能性もあります。

また、本人の努力によって克服できることなのに、人が手を貸してしまったばかりに本人の能力が発揮できなくなってしまったという場合も、その人のQOLは低下します。

自分が何を持って幸せとするかを知るためには、心の内側を感じることが大切です。
忙しい日々に振り回されていると、その心の内側を感じることが難しくなります。
ヨガや瞑想を日常に取り入れ、

自分が何をもって幸せなのか
何を必要としているのか

心の声に耳を傾けることが少しずつ感じられるようになります

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