ストレスとは、一定の状態から良くも悪くも離れた時の状態の時に生じる生体反応です。

私たち人間は、昔々は狩りをして生きていました。
狩りをしている時、獣に襲われることもあります。
獣から襲われることを危険と判断し、身を守るために心身の防御反応が生じます。
身を守るために、闘うか逃げるか、どちらかの行動をとる必要があります。
これを「闘争・逃走反応」と言い、1929年アメリカのハーバード大学医学部教授でもある
生物学者ウォルター・B・キャノン氏によって提唱されました。

どちらの行動をとるにしても、心身は、活動するための戦闘態勢を整えることになります。
このような戦闘態勢を整えるために、交感神経系と呼ばれる自律神経や副腎皮質ホルモンなどを
分泌する内分泌系の活動が活発になります。
そして、筋肉日やエネルギーを供給するため、心拍や呼吸が早くなり、血圧が高くなります。
血糖値が上昇し、脂肪燃焼が促進されます。
筋肉は、より早くより強く動けるように緊張状態になります。
これをストレス反応といいます。

今は獣が襲ってくることはほとんどありません。
では、なぜ私たちはストレスを感じるのでしょうか。

それは私たちを取り巻く、環境、人間関係や情報、様々な出来事を脅威に感じ、
ストレス反応を起こしています。とても喜ばしいはずの結婚や出世なども、
今までの一定の状態から離れるため、大なり小なりストレスがかかってきます。

文部科学省がストレスを数値化したものがあります。
ご覧ください。

ストレスの数値